法律、規則・契約等について
墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)
お墓については「墓地、埋葬などに関する法律」(以下、「墓埋法」)によって定められています。
この法律の詳細を定める法令として、「墓地、埋葬に関する法律施行規則」が厚生労働省より発令されていて、お墓の法律的な定義、お墓に埋葬する場合の手続き、管理・運営についての規則や罰則が定められています。
霊園・墓地の使用規則について
使用規則については、各霊園・墓地によって異なります。
記されている内容は、使用者の資格、使用目的、墓所に使用料・管理費、使用に際しての注意事項、使用を取り消される場合の規定、墓地返還についての規定などになります。
お墓選びでチェックしておくポイント
宗旨・宗派の確認
これまでの宗旨・宗派は問わないとあっても、墓地を購入した時点で宗派に属さなければいけない場合もあります。
納骨する遺骨の有無
公営墓地の場合、「現在手元に遺骨があること」「すでに埋葬してある遺骨の分骨は不可」など条件付きのところが多いです。
石材店の指定
民営墓地の場合、石材店が指定されていることがほとんどです。
墓石デザインや形の指定
形や大きさに指定がある場合があります。
区画保有後の墓石の建立期限
「○○年以内に墓石を建立すること」など規定されていることがあります。
管理費の支払い方法
「年間一括」「○年分前納」などの規定がある場合がります。
墓所の永代使用権失効条件
永代使用権が取り消される場合の条件を確認します。
建墓契約
石材店とは建墓契約を結んでから、施行に取り掛かります。
契約に際しては、以下のような書類が掲示されます。内容を確認し、控えを保管しておきます。
工事契約書
契約に関する書類
注文内訳書
施行内容についての詳細
彫刻指示書
彫刻文字についての指示書、書体、家紋、デザインなどを指定します。
振込用紙
指定口座への振込用紙。
建墓ローン契約関連書類
審査有り。"契約を結んでから○カ月以内に建墓すること"など条件があります。